2009年2月27日金曜日

自然栽培木村秋則

友達から面白い本だから読んだらと本を貸してもらいました。
それは木村秋則著「自然栽培ひとすじに」という本です。
私も以前からリンゴの無農薬栽培をしている人ということは知っていましたが、詳しくはこの本を読むまで知りませんでした。
とても感動しました。  
人のやったことの無いリンゴの無農薬栽培を成功させるまでの、壮絶な体験と自殺まで考えたほどの絶望を味わいながらも、「それでも何とかなる」との前向きな信念。 
私も無農薬で作物を育ててますので、農薬を使わないことの難しさは痛いほど感じています。
私もそうですが、生活をかけて農業をしている人間にとって、作物が出来ないということは、
収入が無いということになるわけです。
それを木村さんは9年間も耐え忍んだのです。
私にはとてもそんな忍耐も財力もないので、数年で農業からあしを洗っていたと思います。 
この本にはリンゴ以外に稲・キャベツ・じゃがいも・なすなどの野菜の自然栽培の方法が丁寧に解説されていて、とても参考になりました。