今日は籾殻を焼いて「くん炭」を作りました。
作り方はホームセンターで売っている「燻炭器」を使用します。
これは形が円錐形で上に煙突が付いたもので、確か1500円程で買えると思います。
種火として木切れを燃やしその上に円錐を乗せ煙突を取り付けます。
この燻炭器に籾殻を全部隠れるまでかぶせます。 すぐに籾殻に火が付き黒くなってきますので、全体が黒く炭になるまで約5時間経つと完成です。
出来上がったら炭の中から燻炭器を取り出します。 まだ燻炭は熱く火災の危険があるので、バケツで水をかけ一晩そのまま置いときます。 翌日完全に火が消え安全を確かめてから袋に詰めて保管します。
これも気をつけないと、袋から火が出て納屋や倉庫を燃やしてしまった農家がよくあるとよく聞きますので注意が必要です。 一冬で80袋ほど作ります。
私は燻炭器2台で作りますが、一回で5袋できます。
以前は炭を農協から買って畑に撒いてましたが、値段も高いしヤッパリ今の厳しい時代自分で出来ることは自分でしなければと、最近は燻炭に限らず作るようにしています。
この燻炭はトマトのほ場中心に撒いてますが、微生物の棲家に最適で土つくりには欠かせません。 籾殻もタダで頂けるのでとても助かってます。