稲葉光國さんの講演会を聞きに言ってきました。
民間稲作研究会の代表をしており、稲作についてはとても有名な人です。
多様な水田生物を活かした抑草法と安定多収のポイントを話されました。
簡単にまとめると
①田植え30日前からの潅水と深水
②成苗の移植
③米ぬか中心の発酵肥料(ボカシ肥)の投入
となります。
特に①は勉強になりました。
田植え30日前に潅水すると、除草に必要な生物が活性化され、コナギなどの草が発芽します。
この発芽した草を田植え直前の代かきで地面の下に入れ込んでしまえば、抑制効果が上がると
いうことです。
田植えのあと直ぐに、米ぬか等をまけば、ほぼ完璧に草を抑えられるという訳です。
今年はぜひこれを参考にして、草を抑えてみたいと思います。