2009年3月6日金曜日

飲み会 炭焼き小屋にて

今日は友達の加藤さんの炭焼き小屋で久しぶりに仲間が集まり飲み会をしました。
メンバーは私たち夫婦と定年後百姓や炭焼きを楽しんでいる加藤さんと去年名古屋から脱サラして百姓(自然農)を始めた高木さん(48歳)、8年前横須賀から家族で引っ越してきた黒澤さん。
この奥さん(50歳)は占いやヒーリングを商売にしています。それに竹細工職人の堀さん。
この人は作っても作品が売れなくもう竹細工やめると言っていたんですが、先日有名な雑誌で紹介   されてから注文が殺到しているそうで、今日も行けないと言っていたんですがなんとか参加してくれました。
あとは西山君という若い人で親の仕事を引き継ぎ陶芸をしています。
みんなが最近の近況を話したり自分の夢を語ったりいろいろな話題で盛り上がりました。
小屋の壁をみると紙に何か字が書いてあったので、加藤さんこれ何?と聞くと
 「これは友達が老健を経営していて、そこに貼ってあったものでとてもいい文章だったからコピーして持ってきた」
と言うのでよく読んでみるとこう書いてありました。
   
     「あたりまえ」
 あたりまえ   こんなすばらしいことを  みんなはなぜ よろこばないのでしょう 
お父さんがいる お母さんがいる   手が二本あって 足が二本ある 
 行きたいところへ  自分で歩いてゆける   手をのばせば なんでもとれる 
 音がきこえて 声がでる   こんなしあわせは あるのでしょうか
 しかし だれもそれをよろこばない   あたりまえだと 笑ってすます 
 食事がたべられる  夜になるとちゃんと眠れ   そしてまた朝が来る
 空気を胸いっぱいにすえる   笑える 泣ける 叫ぶこともできる 
 走りまわれる みんなあたりまえのこと   こんなにすばらしいことを  みんなは決してよろこばない                              このありがたさを知っているのは  それを失くした人たちだけ   なぜでしょう 
 あたりまえ
 
みんなはこれを読んで妙に納得してしまいました。 なにげない毎日の日常こそが、あたりまえに平凡に過ぎていく生活こそが本当にしあわせなことなんだなあとつくずく考えさせられる文章でした。
 また集まろうねと言う言葉を後におひらきとなりました。